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Posted by ミリタリーブログ at

2011年03月13日

SCAR-H静音カスタムレビュー

ども、ヌーボです。

まず最初に、この度の地震で被災された方々の心身の健康、行方不明者の方々の生存、残念ながら亡くなってしまった方々の冥福を、心よりお祈りいたします。
私も都内にて仕事中に地震にあいましたが、幸運なことに家族共に無事であり、被害も皿一枚割れることなく済みました。
T-survメンバーも、いまのところ大きな被害にあったという話は届いておりません。
岩手に長期出張中だったタマちゃんと連絡がつかず心配しておりましたが、ちょっと前にようやく無事を伝える連絡が届いたとのことで、とりあえず一安心といったところです。

さて、今回の地震で物流にも大きな障害がでておりますが、そんな中でもショップへカスタムを依頼していたSCAR-Hが奇跡的に帰ってきました。



SCAR-Hは静音化の方向でカスタムするということで、名古屋のフォートレスさんオリジナルのタイプABエクストラ&ACチャンバーのカスタムを依頼しました。
詳しくはフォートレスさんのサイトを見ていただいたほうが良いですが、簡単に説明するとタイプABカスタムは、ボルトアクションライフルではおなじみのエアブレーキを利用した静音カスタムとなります。
ピストンヘッドがシリンダーヘッドとぶつかる前に、エアを閉じ込めてクッションとすることで、打撃音を抑えるシステムになっています。
ACチャンバーはバレルとホップパッキンの間でわざと隙間を作ることにより、ノンホップではエア漏れさせて低い初速となり、ホップをかけることで隙間が塞がり、適正ホップで最大初速となるカスタムです。
正直カスタム費用はかなり高いですが、餅は餅屋ということもありますし、ショップ自慢の静音カスタムがどれほどのものかを知るためにも、今回は奮発してみました。
SCARとは一生付き合う覚悟なんで、妥協したくないって気持ちもあります。
それと・・・面倒なことは金で解決する汚い大人なんです、私w。

というわけで、気になる音量をさっそく測ってみました。
計測に使うのはダウンロードしたアンドロイドの騒音計アプリ。
比較するためにSCAR-Lの音量も測ります。
スマートフォンをトリガー付近に持ってきて計測しました。



まずはSCAR-Lですが、赤丸で囲んである最大dbは81を記録。
このSCAR-Lはオーソドックスなパランスチューンが施されているため、かなり元気のよい打撃音がします。



続いてSCAR-H。
計測された最大dbは79。
なんと、SCAR-Lとほとんど差がありません。
といってもそれはあくまでdbでの話。
実際に聞いてみると打撃音は明らかに小さく、かつ低音に感じます。
打撃音よりもギアの回る音のほうが大きいです。
とはいっても正直、驚くほど静か・・・ではないです。
近くで聞くぶんにはそれなりに音はします。
ですが、高音がカットされたことにより、ある程度距離を置いて聞けばかなり違いが出るのではないでしょうか?
高音はどうしても遠くまで感知されやすいですからね。

というわけで、タイプABカスタムについての個人的な感想ですが、静音効果は間違いなくあります。
ただサバゲにおいてどれほどの効果があるのかは、これから実際に実戦投入してみてみないとなんとも言えません。
カスタム費用も結構高いので、コストパフォーマンス的にも万人にオススメできるとは言えないかなと思います。
しかし打撃音はかなり抑えられているので、さらにカスタムしてメカノイズを抑えられれば、電動としては驚異的な静音化を実現できると感じました。

さて次はACチャンバー。
電動スナイパーとして運用予定のSCAR-Hなんで、静音化だけじゃなく飛距離も重要となります。
そこでACチャンバーを施すことにより、ノンホップ時等に初速オーバーせずに適正ホップ時の飛距離を伸ばすことにしました。
というわけで実際にノンホップ時と適正ホップ時の初速を測ってみます。



まずはノンホップ時の初速を計測。
0.25gで79m。
通常ですとここからホップをかけてさらに初速は落ちるので、適正ホップ時は75mくらいでしょうか?
ゲームに使えないほど低くはないですが、スナイパーとしてはちょっと物足りない数値です。



そして適正ホップ時の初速を計測。
といっても家の中だったので、適正というよりもテキトーホップですw。
暗くて見づらいですが、85mを記録しています。
ノンホップ時よりも高い初速が出ていますね。
これならば飛距離も期待できそうです。
ちなみに写真は撮っていませんが、さらにホップを強くすると初速は下がっていきますので、ご安心ください。

というわけで、ACチャンバーは宣伝通りの効果となりました。
単純に飛距離を求めるのであれば、流速チューンのほうが効果あるかと思います。
ただし今回の場合は静音カスタムとの併用。
流速チューンはやかましい破裂音が目立ってしまいますからね。
それに強力なスプリングを使用するので、耐久性にも不安をかかえてしまいます。
そういう点でACチャンバーは、流速チューン程に耐久性を落とすことなく適正ホップ時の初速を上げられるので、静音カスタム抜きでも依頼する価値があるかもしれません。

そんなわけで、タイプAB&ACチャンバーのカスタムレビューでした。
電動スナイパーを目指す私のSCAR-Hにとっては、悪くない組み合わせだと思います。
あとは実際にフィールドで撃ってみてどうかが気になるところ。
特に命中精度。
ACチャンバーのカスタム内容により、命中精度を大きく左右するインナーバレルとチャンバーは、これ以上イジれない状態なんで。
地震がなければ今日は森ユニの定例会に参加して、さっそくSCAR-Hのテストをする予定だったんですけどね・・・。
ま、来週は森ユニで貸し切りゲームがありますので、それまで楽しみは取っておくことにします。  


Posted by T-surv at 09:00Comments(2)SCAR系